2N5087搭載の1976年製Big Muff "Ram's Head"。
ビッグマフの最初期となる通称「トライアングル」から1973年頃に基盤とシャーシを改良し、筐体トップ右下に入れられた羊風な顔のイラストから「Ram's Head(ラムズヘッド)」と呼ばれるビッグマフ第2期モデル。
こちらの個体はその第2期の中でもON/OFF表記のスイッチ、Daka-Ware製ポインター付きブラックプラスチックノブ、トランジスタに2N5087を使用した後期型の1台です。
ポットデイトは「1377551」1975年51週となりますので1975年12月中旬生産のパーツを使用した1976年製と判断しています。
また、確認できたポットはtone用のみですが、volume、sastainともに同様のオリジナルポットとなります。
サウンドは荒々しさが少し抑えられ、歪み成分もきめ細かくリードトーンからバッキングまでカバーでき、音の太さがありながらミッドが出過ぎないバランスのとれた個体と言えます。
長年使用されずに保管されていたようで入荷後ポット洗浄を行いましたがヴォリュームとトーンに少しガリが残っており、スイッチも動作が不安定な時がありますが、オリジナル度が高く筐体のダメージも少ない貴重な1台です。
ポットデイト:1377551
バッテリースナップ交換
付属品:なし
中古保証:3か月