LA個人ビルダー製作となるWamorthネック&1ピースアッシュの約42.3mm厚シンボディを組み合わせ、ヴィンテージパーツを含めたアップグレードが行われたBroadcaster Replica。
Wamorth製のヴィンテージ・テレキャスター・タイプとなる1ピースメイプルネックの9.5ラディアス、6105ナロージャンボフレットにGraphtech White Tusqナットを使用した厚みのあるVシェイプが特徴のネックに、ボディはUSメイドとなる通常のテレキャスターよりも約3mm薄く重量のある1ピースアッシュ材が使用され、最初期仕様となるフロントピックアップ配線用キャビティが開けられていない構造ではないですがシンボディ且つ重量のある詰まったアッシュ材との組み合わせと雰囲気の良いブラックガード&エイジド加工によりBroadcasterらしい重厚なルックスに仕上がっています。
ハードウェア関連は近年のフェンダー製レリックパーツと思われますが、ピックアップにはフロントにテレキャスターのリプレイスメントピックアップとして評価の高いUSハンドメイドのDon Mare Pickups 54 Telecaster Neckとブリッジポジションには1954年製オリジナルのリワウンドが使用され、1950年代後半から1960年代製と思われるCornell Dubilier .05MF 150V ZYW1S5 NOSコンデンサーと1950年代中期のオリジナル・セレクタースイッチノブを使用し、ヴィンテージパーツも使用したアップグレードが施されています。
またケースは近年のカスタムショップ製’51Nocasterで使用されたThermometer Caseをラッカー塗装&レリックし、1950年代のベークライト製ハンドルを取り付けた拘りの詰まった1本です。
サウンドは重量のある詰まったアッシュボディによる芯のある生鳴りと初期テレキャスターを狙った迫力のある低音弦が特徴的で、リワウンドのフラットポールピース仕様のブリッジピックアップによる力強くも枯れたニュアンスも感じられる極上のトーンと沈み込まずリアピックアップに負けないパワーを持ったフロントののDon Mare Pickupsとのバランスも良く、カレント配線のためフロント、ミックス、リアの組み合わせにより現代的な使い易さもあります。
フレットの減りはほとんどなく、ネック、トラスロッドともに状態も良好となり、初期の重厚なテレキャスターサウンドで現代的なプレイヤビリティを求める方におすすめです。
シリアルナンバー:-
重量:4.08kg
ピックアップ:Don Mare Pickups 54 Telecaster Neck & 1954 Rewound Bridge Pickup
ピックアップ直流抵抗値:フロント:6.10kΩ リア:7.01kΩ
ネック幅:ナット:41.77mm 5フレット:46.68mm 12フレット:51.78mm
ネック厚:1フレット:24.84mm 5フレット:24.30mm 12フレット:24.33mm
付属品:Fender Thermometer Case Custom Lacquer Relic with 1950's Bakelite Handle、ケースキー、Warmothネックオーダーシート
セットアップ時使用弦:D'Addario EXL-110 (0.010-0.046)
中古保証:1年