[中古]MATAMP / GT1

297,000円(税27,000円)

最初期ORANGEアンプの製作者であるマット・マティアスによるMATAMP(マットアンプ)の2000年代製GT1ヘッド。

1945〜1946年頃にラジオ製作会社として RadioCraft (Huddersfield) Ltd社を設立しその後ワークショップ兼製造施設、レコーディングスタジオを運営していた Mat Mathiasが 友人であるHi-Fi アンプ デザイナーのTony Emerson(トニー・エマーソン)と"Mat And Tony AMPlifiers"の頭文字をとったMATAMPを1964年にブランド化し、フリートウッドマックのピーター・グリーン等イギリスの著名ギタリストの使用で認知度を上げ、トニー・エマーソン退職後の1968年からレコーディングスタジオ兼楽器店であったORANGEと提携しポール・コゾフやジミー・ペイジが使用したOrange Matampを生み出したアンプメーカーとなります。

1989年にマット・マティアスが死去し長年の同僚であったJeff Lewis(ジェフ・ルイス)がMATAMPを受け継ぎ現在でも伝統を維持しハンドメイドによる少数生産を行っています。

本機は2000年代に製作された100V仕様の正規輸入品となるヴィンテージとモダンテイストが上手く融合し2インプット&シングルチャンネル仕様でパワー管にEL34×4本を使用した80Wヘッドモデルとなります。

MASTERコントロールにはスイッチポットが使用され、OFF時にはよりピュアなクリーントーンを作り出す1VOLUME仕様へ、ON時には小音量でフルアップのファット・オーバードライブ・サウンドを堪能でき、さらに背面の40Wハーフダウンスイッチと前面FX LOOPを装備したシンプル且つ実用的なスタイルとOrange Matampを彷彿されるクラシックなルックスが魅力的です。

サウンドはマーシャルに近いニュアンスも感じられるナチュラルドライブとORANGEに通じるレンジが広く極太なトーンが絶品と言え、現行モデルではかなりのハイゲインの印象のMATAMPですが本機はヴィンテージORANGEやオールドマーシャル程度のゲイン量と言え、6段階のロータリースイッチを使用したVOICEによる低音のコントロールと、MATCHLESSのようにブースト/カット時に他音域にも影響するイコライザーにより幅広い音作りが可能となります。

当店入荷後オールメンテナンスを行い、TREBLEポットは同UK製ポットへと交換済みのため安心してご使用いただける1台となり、現在はルックスもサウンドもハードになったMK IIへとバージョンアップされていますがよりクラシックなロックトーンを好む方におすすめしたい由緒あるUKアンプヘッドです。


シリアルナンバー:-
サイズ:W525 x H240 x D310 mm
重量:20.9kg
付属品:電源ケーブル、元ポット(修理交換分)
中古保証:3か月