JRC4558Dのオペアンプ等1982年パーツを使用した最初期ホワイトラベルの1983年製OD-9。
今では様々なエフェクターの説明で「TS系」という表記ができるほど、オーバードライブ/ブースターの代表機種の一つとなっているチューブスクリーマー。
1979年に初号機となるTS808が発売され1980年代前半に登場したスティーヴィー・レイ・ヴォーンがTS808、TS9を使用し、極上のストラトトーンで奏でるブルースによって世界的に評価が高まり、その後のSRVフォロワーによる様々なアンプ、ギターとの組み合わせによるチューブスクリーマーによるサウンドとともにオーバードライブペダルの一つのジャンルを作り上げたシリーズモデルです。
本機はアイバニーズTS9と同様の中身を持つ国内ブランドとなるマクソン製OD-9となり、1から始まるホワイトラベルのシリアルナンバーに、1982年製のJRC 4558Dオペアンプ、2SK30AのFET、1982年後期の電解コンデンサー等が使用され、ブラックラベル期と同様のパーツを多く使用した最初期のホワイトラベルとなる1983年製となります。
裏面にはテープ跡が残っているものの全体的なコンディションは良く、コントロールノブやスイッチの動作も良好で、JRC4558D搭載のブラックラベル期のTS9同様巻弦のザラツキや前へ出る独特なミッドレンジのニュアンスが絶妙な個体言え、使用感の少ない筐体のコンディション同様枯れたニュアンスは弱いですが低音から高音までのバランスが良く、個体差による癖の少ないヴィンテージOD-9です。
シリアルナンバー:276376
付属品:なし
中古保証:3か月